ソフトテニスのレシーブとは?
ソフトテニスのレシーブとは、相手のサーブを打ち返すショット。従来のレシーブというと、どちらかと言えば安定性重視の感がありましたが、全国大会に出るような強豪中学などの選手は攻撃性重視のプレースタイルが多いように感じます。
相手はサーブで崩しにきますが、それをさせないようにしています。むしろ、相手が「良いサービスを打ったのに、逆にいいサービスを返されてしまった」と相手に思わせるような、攻撃的な一撃を放っています。
考えてみればソフトテニスは硬式テニスと違って、サーブが時速200キロにも及ぶことはなく、レシーバーはある程度予測しないと打てないという難しさはありません。
ですので、ソフトテニスの場合は、敵にサーブを打たれてからの反応も十分に出来るので、狙いを定めて相手コードに叩き返すというアグレッシブルなプレーも出来るのです。
ファーストサービスが甘かったり、セカンドサービスは安全に入れてくるだけのこともあるので、そうした場合はレシーバーの方が有利で、攻撃のチャンスです。
長短を織り交ぜて敵の前衛の頭越しのロビングで後衛を走らせるようにしたり、センター攻撃でチャンスボールを作り、次に確実に決めるなど積極的に攻める。
また、前衛アタックやショートボールで直接得点を狙っても良いでしょう。更に、相手前衛のサービスなら、ネットに詰めてくる時の足元めがけて返球するのも効果的です。このようにソフトテニスはレシーブから主導権を握れるのが面白いところですね。
レシーブからの攻撃が上手く出来ていないようなら、相手の甘いサービスはレシーブからしっかり攻撃できているか?その際の選択肢は複数コース準備ができているか確認してみて下さい。
ただ、レシーブは見た目はストロークと似ていますが、リズムやタイミングの取り方、ポジショニングはかなり違います。
その為、強豪中学はどのような練習をしているのか?セカンドレシーブ等でミスなどが多く、チャンスをものに出来ないなら参考にしてみると良いでしょう。